DuPont Code of Conduct

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利害の対立

デュポンでは、個人的な利益や活動が会社に対する責任の妨げにならないようにしなければなりません。これは、利害が対立しているように見える状況も避けることを含みます。利害の対立の可能性が生じた場合は、管理者が状況を確認し対処できるよう、その状況を開示することが私たちの責任です。

利害の対立の例

利害の対立には以下が含まれます:

家族と人間関係

マネージャーは、家族を監督したり、部下と恋愛関係を持ってはなりません。このような状況が発生した場合は直ちに報告し、管理者または人事部が対処できるようにしてください。

家族には、両親、子供、兄弟姉妹、義理の両親、同一世帯に住むその他の親族が含まれます。その他の人間関係も利害の対立を生じさせる可能性があります。その都度、状況に応じてマネージャーが評価する必要があります。

社外での雇用、仕事、活動

社外での活動に伴う利害の対立を避けるため、以下のことを行ってはなりません:

デュポンと取引のある、またはデュポンと競合する組織の取締役、役員、パートナー、コンサルタント、その他の重要な役職に就く。

デュポンが関与する取引の仲介を行う。

デュポンでの職務を妨げるような社外での仕事をしたり、事業を始める。

会社の職務と利害が対立する公職に就く。

デュポンの財産、情報または時間を個人的利益のために使用する。

デュポンの肩書きや地位を使用して、社外活動に対して会社の支援があるかのような印象を与える。

マネージャーの承認なしに、デュポンの備品または施設を社外活動に使用する。

出版、講演、コンサルティングなどの活動に従事する前に、それらがデュポンでのあなたの役割と矛盾しないことを上司に確認してください。

会社の利益機会の例

私利私欲のために発見を利用する

研究プロジェクトで見つけた化合物がデュポン社外で市場価値があると判断し、その情報を許可なく外部の関係者と共有し、独自に利益機会を追求する。

デュポンが地元の不動産を購入する可能性があることを知り、、それを先に購入し、利益を得る目的で売却しようとする。

チームが汚染物質を削減するプロセスを開発し、それを他社に独自に売り込もうとする。

このような機会を個人的に利用することは、当社の方針と価値観に反する行為です。

利害の対立の開示と対応

利害の対立の可能性がある場合は、上司、コーポレート•コンプライアンス•オフィサー(日本では法務部長)、または法務部に速やかに開示してください。これらの開示は、毎年行われる企業倫理認定の際にも行わなければなりません。経営陣は、必要に応じて倫理・法令遵守委員会と連携しながら、利害の対立の問題を機密に取り扱い、適切に対応します。

重大な金銭的利益
「重要な金銭的利益」とは、以下のいずれかに該当するものを指します:

  • 上場企業の1%以上の株式保有。
  • 非上場会社の10%以上の株式保有。
  • 自身の総資産または総所得の5%以上。

利害の対立を引き起こす可能性のある金銭的利益について確信が持てない場合は、上司または法務部に相談すること。

Q&A

仕事に関連するスキルについて、あるイベントで講演を依頼されました。受けていいですか?

場合によります。まずは上司に確認してください。そのイベントがあなたの仕事や業界と関連している場合は、利害の対立を引き起こしたり、許可なくデュポンを代表しているように見える状況を避けるため、承認が必要です。

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